神戸新聞杯2025に出走予定のショウヘイ(今年5月撮影、ユーザー提供:きゃっぷさん)
神戸新聞杯は父仔制覇が多いレースだ。近10年に限っても実に8頭が該当。そこで今年の登録馬のうち、父仔制覇がかかる馬を紹介したい。
今年の登録馬で該当するのは7頭だ。中でも最有力は
ショウヘイ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)だ。19年勝ち馬の
サートゥルナーリアの産駒。春は京都新聞杯で重賞初制覇を果たし、日本ダービーでも3着に健闘した。今回は休み明けとあって仕上がりがカギだが、そこは名門厩舎。ある程度の出来にはあるはずで、主役の座は譲れない。
もう1頭、
ジョバンニ(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)も大いにチャンスがある。こちらは13年覇者の
エピファネイアの産駒。ホープフルSで2着に健闘し、皐月賞
トライアルの若葉Sを快勝するなど、デビューから5戦連続で連対を果たした。春の2冠は4着、8着に終わったが、前者は道中の不利、後者は当日のイレ込みが堪えた印象。秋こそ
ビッグタイトルをつかみ取るため、始動戦で重賞初制覇といきたい。