◆凱旋門賞・G1(10月5日、フランス・パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)=10月4日、
シャンティイ調教場
決戦の時が迫ってきた。
クロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父
キタサンブラック)は、北村友一騎手を背に、リオン坂路でキャンター調整。冷静かつ力強いフットワークで駆け上がった。斉藤崇調教師は「順調ですね。追い切った後も変わりありません。今日は風が強かったけど、落ち着いていました」と納得の表情を浮かべた。
2022年の
ドウデュース以来、日本ダービー馬の凱旋門賞挑戦は史上8頭目。国内の大きな期待を背負って日本競馬の悲願に挑む。指揮官は「やることはやったので。あとは競馬に行ってどうなるかですね」と心境を語った。