◆第76回チャレンジカップ・G3(9月13日、阪神競馬場・芝2000メートル、良)
暮れの開催から時期が変更され、ハンデ戦となった3歳以上による芝の中距離重賞は15頭立てで行われ、
ジョアン・モレイラ騎手が騎乗した2番人気でハンデ56キロの
オールナット(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父
サトノダイヤモンド)が重賞初制覇を飾った。オープン昇級後は3戦して9、3、6着とひと息だったが、今週から短期免許で騎乗を開始したモレイラ騎手との初コンビで変わり身を見せた。勝ちタイムは1分58秒0。
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ジョアン・モレイラ騎手 2回目の騎乗で初勝利。前回は23年
ボッケリーニの2着。重賞は皐月賞(
ミュージアムマイル)に続く今年5勝目。通算18勝目。
◆高野友和調教師 20年
レイパパレで制して以来の2勝目。重賞は安田記念(
ジャンタルマンタル)に続く今年2勝目。通算30勝目。
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サトノダイヤモンド産駒 初出走で初勝利。重賞は24年の新潟記念(
シンリョクカ)以来、通算4勝目。23年から3年連続の重賞勝利。
◆単勝2番人気 19年
ロードマイウェイ以来、13勝目。◆4歳馬 24年
ラヴェルに続く、2年連続33勝目。
◆牡馬 23年
ベラジオオペラ以来、58勝目。◆関西馬 23年
ベラジオオペラ以降、3年連続71勝目。関東馬5勝。(記録はすべてJRA)