【神戸新聞杯予想】阪神芝2400mでの開催は父サンデー系の馬に良績が集中! 父ミスプロ系の馬が苦戦傾向にある要因とは

2025年09月20日 16:30

ショウヘイ(c)netkeiba

 今週の日曜日は、阪神競馬場で神戸新聞杯(GII・芝2400m)が行われます。

 11年以降に阪神芝2400mで開催された神戸新聞杯(計10レース)では、父サンデーサイレンス系の馬が7勝2着8回3着8回と良績が集中しています。

 阪神芝2400mは直線の長い外回りとなっていますので、瞬発力のある馬に分があるコースと言えます。父にサンデーサイレンス系の血を持つ馬は瞬発力や切れ味に優れたタイプが多いですし、その特性を存分に発揮し好成績を残していると言えるのではないでしょうか。

 また、データ対象の神戸新聞杯において6番人気以下で馬券に絡んだのは8頭いますが、その内の6頭が父サンデーサイレンス系の馬となっています。人気薄で結果を残しているのはその条件に高い適性がある証拠と言えますので、このことからも父サンデーサイレンス系の馬には一定の評価を与える必要があるのではないでしょうか。

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 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
父ミスプロ系で前走上がり2位以下(ただし、前走1着馬は除く)
[0-0-0-13]複勝率0%
該当馬:ショウヘイ
(過去の該当馬:16年エアスピネル2番人気5着)
※特に言及のない限り、データは11年以降に阪神芝2400mで開催された神戸新聞杯(計10レース)を対象にしています。

 上位人気が予想されるショウヘイが該当しました。

 父サンデーサイレンス系とともに現在の日本競馬の主流血統とも言えるキングカメハメハ系も属する父ミスプロ系ですが、意外にも神戸新聞杯では苦戦する傾向となっています。

 データ対象の神戸新聞杯において父ミスプロ系で前走の上がりが2位以下だった馬は16頭が出走し1勝2着1回。馬券に絡んだ2頭は前走で1着になっていた馬でした。前走で上がり1位を記録している馬は瞬発力や切れ味に優れているため結果を残せていると考えられます。また、前走で1着となっている馬については、近況の好調さを生かすことで上位争いに絡んでいるのでしょう。

 しかし、父ミスプロ系の馬で前走の上がりが2位以下で2着以下に敗れている馬には先述したように強調点がないため結果を残せていません。

 該当馬に挙げたショウヘイの前走は日本ダービーで3着と立派な成績を残していますが、上がりは2位以下。父はミスプロ系のサートゥルナーリアということで、データ対象の神戸新聞杯の傾向から人気でも全幅の信頼はしづらい1頭と言えます。

 前走の日本ダービーでの走りから世代トップクラスの能力があることは間違いありませんが、今回は父サンデーサイレンス系が圧倒している阪神芝2400mが舞台となりますし、適性の差が出て人気に応えられないというシーンも十分に考えられます。

 人間と同じように競走馬も適性は万能ではありません。前走で好成績を残している馬でも条件が替わればその能力を出し切れないことも珍しくはないですし、それが今回のショウヘイにも当てはまるかもしれません。人気で配当妙味も薄いですし、ここはショウヘイの評価を多少でも割り引いて考える方が大きなリターンを得られるかもしれません。

 はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。

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