サフラン賞2025に出走予定のドリームコア(今年6月撮影、ユーザー提供:Spice Upさん)
名牝
ノームコアの2番仔となる
ドリームコア(牝2、美浦・萩原清厩舎)が、日曜中山9Rのサフラン賞(2歳牝・1勝クラス・芝1600m)で無傷の2連勝を狙う。
ドリームコアは父
キズナ、母ノームコア、母の父
ハービンジャーの血統。母は19年のヴィクトリアマイル、20年の香G1・香港Cの覇者。半兄で3歳の
シルバーレインはすでに2勝を挙げている。さらに叔母の
クロノジェネシスは19年の秋華賞、20年と21年の宝塚記念、20年の有馬記念とGIを4勝。遡れば4代母は
ラスティックベルなので、フサイチリシャールや
フサイチエアデール、
ライラプスや
ビザンチンドリームと同じ一族となる。
6月に東京でデビュー。ほぼ馬なりでハナに立ち、道中はスローの逃げ。直線で後続を突き放し、単勝1.5倍の圧倒的1番人気に応える2馬身半差の圧勝だった。そして迎える今回、舞台は初の右回りとなる中山に替わるが、相手には恵まれた印象。来春の大舞台を目指すためにも、通過点にしたい一戦となる。