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伏兵スガノオージの逃げ切りから30年 重賞初制覇となった毎日王冠

2025年09月30日 08:30

スガノオージ(96年10月撮影、ユーザー提供:カイザータコスさん)

 オールドファンには懐かしい名前だろう。サクラトウコウ産駒のマル地馬として、90年代に重賞戦線を沸かせたスガノオージである。今回はちょうど30年前、彼が重賞初制覇を果たした95年の毎日王冠を振り返る。

 この年の毎日王冠は超豪華メンバーだった。1番人気は同年の皐月賞を制し、日本ダービーで2着だったジェニュイン。2番人気は安田記念2着のサクラチトセオー。他にも後にGI・2勝を挙げるトロットサンダー、ダート女王となるホクトベガなど、精鋭が揃っていた。そんな中で人気の盲点となっていたのがスガノオージだ。単勝60.4倍の10番人気ではあったが、近3戦は新潟大賞典が2着、エプソムCが2着、札幌記念が3着。既に重賞で勝ち負けできる力は証明済みだったのだ。

 重馬場で行われた一戦、スガノオージは果敢に逃げた。大ベテランの安田富男騎手に導かれ、前半1000m61秒0のスローペースを刻む。それでも不思議と後続は追ってこない。勝負の直線、スガノオージはラチ沿いで二枚腰を発揮した。後続は揃って伸びひと息。ただ、1頭、好位で脚をためたドージマムテキが食い下がってきたものの、最後は突き放してゴール。メンバー中2位タイとなる上がり35秒1を刻み、2着には1馬身3/4差。まるで1番人気馬のような走りで、10番人気の伏兵が初タイトルをつかみ取ったのだった。

 あれから30年が経ったが、単勝6040円はグレード制導入以降のレース史上最高配当として残っている。さぁ、今年の毎日王冠ではどんなドラマが繰り広げられるのか。レースを心待ちにしたい。

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