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【船橋・日本テレビ盃注目馬】国内外のダート大舞台を目指す各馬が始動

2025年10月01日 11:30

日本テレビ盃2025に出走するフォーエバーヤング(撮影:高橋正和)

 10月1日(水)に船橋競馬場で行われる日本テレビ盃(3歳上・JpnII・ダ1800m)。“Road to JBC”に指定され、中央・地方の所属を問わず、勝ち馬にはJBCクラシックへの優先出走権が与えられる。また、近年では同レースをステップにアメリカ・ブリーダーズカップに遠征する馬もおり、国内外の大舞台に向けて見逃せない一戦となっている。

 注目は遠征を控えるフォーエバーヤングに集まるが、1年3カ月ぶりに実戦復帰するJpnI・2勝馬キングズソードの走りも見ておきたい。秋初戦で幸先の良い勝利を挙げるのはどの馬か。発走予定日時は1日(水)の20時5分。主な出走予定馬は以下の通り。

フォーエバーヤング(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)

 言わずと知れた現役屈指のスーパースター。23年の全日本2歳優駿、24年のジャパンダートクラシック、東京大賞典、25年のサウジCと国内外でGI/JpnI・4勝を挙げているほか、ケンタッキーダービーやBCクラシック、ドバイWCで3着と、日本のダート馬では歴代トップといってもいい成績を残している。今回は勝ち負けよりも、内容に注目が集まる。圧倒的な走りでファンを沸かせ、米国遠征に弾みを付けるか。

キングズソード(牡6、栗東・寺島良厩舎)

 23年6月からOP特別を連勝してJBCクラシックに参戦すると、4馬身差の圧勝で初タイトルを獲得。その後、3連敗を喫したが、昨年の帝王賞では、4コーナー出口で先頭に立つ強気の競馬で押し切り、JpnI・2勝目を飾った。しかし、連覇がかかるJBCクラシックに向けての調整中、左前浅屈腱炎を発症し長期休養。今回は1年3カ月ぶりの実戦となる。無事に完走し、今後が楽しみになるような内容を見せてほしい。

レヴォントゥレット(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)

 デビュー戦は7着に敗れたが、2戦目の未勝利戦から4連勝でOP入り。特に3勝クラスの伊勢Sでは、前崩れで差し決着の中、粘りこんで勝利と着差以上に強い内容だった。昇級初戦のブリリアントSは直線で息切れし4着だったが、平安Sは見せ場たっぷりの3着。BSN賞はのちにシリウスSを制すホウオウルーレットとハナ差の3着と力を見せた。今回の相手は手ごわいが、賞金加算して秋以降の飛躍につなげたい。

 そのほかにも、武豊騎手とコンビを組むマーブルロック(牡5、栗東・西園正都厩舎)、昨年の川崎記念覇者ライトウォーリア(牡8、川崎・内田勝義厩舎)、船橋で12勝を挙げているギガキング(牡7、船橋・稲益貴弘厩舎)などが出走を予定している。

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