2歳未勝利に出走予定のイナズマダイモン(今年8月撮影、ユーザー提供:MKさん)
「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有する
イナズマダイモン(牡2、美浦・宮田敬介厩舎)が、土曜東京1Rの2歳未勝利(ダ1600m)で初勝利を狙う。
イナズマダイモンは父
クリソベリル、母パリスビキニ、母の父Bernardiniの血統。半姉のパリスライツ(
Paris Lights)は20年のCCAオークスの勝ち馬。同じく
アメリカンビキニは24年の
ヤマボウシ賞を制し、BCジュヴェ
ナイルフィリーズで9着だった。馬名の意味由来は「稲妻+人名より」。24年のセレクトセール1歳では1億円(税抜)で取引された。
8月に新潟でデビュー。
チャチャコマニに半馬身届かずの2着ながら、中団前からしぶとく脚を伸ばし、十分に合格点を与えられる内容だった。今回は200mの距離短縮でマイルとなる点がカギだが、このクラスはあっさり突破しなければいけない器。引き続き菅原明良騎手とのタッグで、先々に期待が膨らむ初勝利といきたい。