プラウドフレール(c)netkeiba、撮影:高橋正和
2日(木)に船橋競馬場(晴、稍重)で行われた第29回マリーンカップ(JpnIII)は、5番人気の
プラウドフレール(船橋)が逃げ切り、交流重賞初制覇を飾った。2着に1番人気の
メモリアカフェ(JRA)、3着に2番人気の
プロミストジーン(JRA)が入った。
勝った
プラウドフレールは、父
ニューイヤーズデイ、母スリーメロディー(母父ネオユニヴァース)の3歳牝馬で、船橋の川島正一厩舎所属。通算10戦6勝。昨年12月の東京2歳優駿牝馬(大井)、今年は2月のユングフラウ賞(浦和)、3月の桜花賞(浦和)を勝っていて、地方重賞4勝目で、交流重賞は初制覇。
レース後のコメント
1着
プラウドフレール(張田昂騎手)
「気持ち良かったです。調教は川島正一調教師の方でやっていただき、僕は全く携わることなく、競馬だけ乗せてもらいました。無理して行こうとは思っていなかったのですが、スタートも良かったので、気持ち良く行きました。スローペースというか、マイペース、ちょうど良いペースだなと思いました。中央とか地方とか海外とか関係なしに、同じ馬なので、一つ一つ丁寧に上を目指していきたいと思います。昨日も交流重賞で、地方馬、船橋の馬がよく頑張ってくれて、今日ももちろん勝つ気持ちではあったのですが、本当によく頑張って、強い姿を見せることができて本当に嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします」
2着
メモリアカフェ(C.ルメール騎手)
「いい競馬はしていました。スローペースがキツかったです。前が止まりませんでした。休み明けで瞬発力がなかったです。ただ、これからの馬です。今日は相手が強すぎました」
3着
プロミストジーン(戸崎圭太騎手)
「ゲート入りの前から精神的に難しいところを見せていました。ゲートもそれほど速くなく、ポジションが後ろになりました。道中で位置を上げられました。スローペースなのは分かっていたのですが、途中で一度ポジションを上げているので、さらに上げるのは......という感じでした。今日は前が有利な展開になりました。馬の体としては良かったと思います」
(取材:山本直、稲葉弥生)