キャロットC

大井所属のフェブランシェが米G1ブリーダーズCフィリー&メアスプリント挑戦 鞍上は金沢の吉原寛人騎手 キャロットクラブ発表 藤田輝師「今のフェブランシェなら世界でも通用する」

2025年10月09日 18:26

 スパーキングレディーCを制したフェブランシェ(7月)

 7月の川崎で行われたスパーキングレディーCで交流重賞初制覇を飾り、レディスプレリュードで4着に敗れたフェブランシェ(牝5歳、大井・藤田輝)が、牝馬限定のBCフィリー&メアスプリント・G1(米デルマー、ダート1400メートル)に出走予定であることが9日、明らかになった。所属するキャロットクラブがホームページで発表した。鞍上は吉原寛人騎手(41)=金沢=が引き続き務める。

 同馬は父リアルスティール、母マイティースルー(母父クロフネ)の間に誕生した芦毛馬。美浦・黒岩厩舎からデビューし、2戦目に初勝利を挙げた。JRAで3勝を挙げ、昨年秋に大井の藤田輝厩舎に転厩。同厩舎所属初戦となった初戦の大井シンデレラマイルに勝利し、前々走のスパーキングレディーCで交流重賞初制覇を飾っていた。

 7日のレディスプレリュードで1800メートルの距離に限界があると感じたため、同じ距離のJBCレディスクラシック(11月3日・船橋、ダート1800メートル)よりも、最もこの馬が力を発揮できる1400メートルの牝馬限定戦であるBCフィリー&メアスプリントを目指すことが決まった。BC主催者からの輸送補助、NARからの補助もあり、実質招待レースに近い形での遠征が可能となる見通しだ。

 藤田輝信調教師の話「前から話があったので、いつでも行けるように準備はしていました。15日に小林牧場(千葉県印西市)の出国検疫に入って22日に出国します。現地では吉原寛人騎手がレースまで付きっ切りで調教に乗ってくれるのはありがたいです。今回は48時間の着地検疫もデルマー競馬場の同じ馬房で、こっちの厩務員もついたままできるのはありがたいです。マンダリンヒーローで2度経験させてもらっているので、海外競馬の落とし穴は分かっています。とにかく馬の力を最大限に出せるように調整していきたい。今のフェブランシェなら世界でも通用すると思っています。ここは譲れないですね。応援よろしくお願いします」

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。