【東京盃】ヤマニンチェルキが重賞3連勝 初勝利の岩田望来騎手は「すごく強い勝ち方でした」

2025年10月09日 20:17

優勝したヤマニンチェルキ

◆第59回東京盃・Jpn2(10月9日、大井競馬場・ダート1200メートル=1着馬にJBCスプリントへの優先出走権、良)

 スプリンターが集ったダートグレード競走は16頭(JRA5、南関東11)によって争われ、岩田望来騎手が騎乗した2番人気でJRAのヤマニンチェルキ(牡3歳、栗東・中村直也厩舎、父フォーウィールドライブ)が勝利。重賞3連勝を飾った。勝ち時計は、1分10秒7。

 スタートしてからは中段待機。徐々にポジションを上げ、4コーナーでは好位に。直線に入ると内の狭いところをこじ開け先頭に立つと、後続を2馬身突き放してゴールした。

 同馬は重賞挑戦2戦目となった8月の北海道スプリントCで重賞初制覇。9月のサマーチャンピオンも勝ち、Jpn3を連勝していた。今回、大井コースは初めてだったが、勢いそのままにJpn2も制した。岩田望来騎手は同レース初勝利。

 2着は4番人気でJRAのクロジシジョー(戸崎圭太騎手)、3着は3番人気でJRAのサンライズアムール(池添謙一騎手)だった。

 岩田望来騎手(ヤマニンチェルキ=1着)「すごく強い勝ち方でした。前が止まらないレースが多かったので、早めに前につけるイメージで乗りました。すごく雰囲気もよく、いいポジションどりができました。まだ3歳ですが、今日の勝ち方を見てもらえば、強い勝ち方なので、次も自信を持って乗れます」

 中村直也調教師(ヤマニンチェルキ=1着)「古馬相手なのでちょっと厳しいかなと思っていたのですが、しっかり勝ってくれてよかったです。ゲートの一歩目だけ出負けしましたが、すぐ勢いがついて、十分対応できる位置につけられたし、ジョッキーがうまく内に潜り込んでくれました。4コーナーも手応えがあったので、そのまま脚を使ってくれればいいなと思っていました。どこに行ってもそんなに難しいところを出さず、リラックスしているので、そういうところは、この馬のいいところですね。スピードがあるので1400メートルだとある程度抑えないといけないですが、1200メートルならスピードで押し切ってくれる。1000メートルだと種類が違うし、ゲートと枠で決まることがあるので難しいですが、馬の状態を確認して整えば、(次走は)JBCスプリントになってくるのかなと思います」

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