【スワンS予想】重賞メンバー相手に怯まないことが好走条件!? 前走のパフォーマンスが信用しきれない人気馬とは

2025年10月12日 16:30

ワールズエンド(撮影:下野雄規)

 今週の月曜日は、京都競馬場でスワンステークス(GII・芝1400m)が行われます。

 13年以降の京都芝1400mで開催されたスワンS(計10レース)を見ると、前走オープン特別以上に出走していた馬が9勝2着10回3着10回と圧倒しています。その中でも前走で重賞に出走していた馬は6勝2着8回3着9回となっています。データ対象のスワンSはすべてGIIに格付けされています。よって、前走で重賞メンバー相手のレース、流れを経験している馬に分があるとも言えます。

 スワンSはマイルCSの前哨戦のひとつです。メンバーのレベルは低くありませんし、道中はタフなペースになることも珍しくはありません。そのような相手関係や展開などに怯まないことも好走するためには重要であることから、前走で重賞レベルのレースを経験している馬に良績が集まっているのかもしれません。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 今年の短距離重賞ではスプリンターズSで【注目の穴馬】として取り上げたジューンブレアが7番人気で2着に好走! 今年の京都で行われた重賞では天皇賞(春)で【残った馬】のヘデントールが優勝。【注目の穴馬】として取り上げたビザンチンドリームが6番人気で2着と結果を残しています!

 今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走3勝クラスに出走(ただし、3歳馬は除く)
[0-0-0-9]複勝率0%
該当馬:シュタールヴィントワールズエンド
(過去の該当馬:15年サトノルパン3番人気8着、13年ラトルスネーク3番人気6着)
※特に言及のない限り、データは13年以降の京都芝1400mで開催されたスワンS(計10レース)を対象にしています。

 上位人気が予想されるワールズエンドが該当しました。

 データ対象のスワンSで前走3勝クラスだった馬は11頭が出走し1着1回。馬券に絡んだのは17年のサングレーザーのみ。サングレーザーは古馬よりも軽い斤量で出走できる3歳馬だったことがアドバンテージになり結果を残せたと考えられます。

 一方、前走で3勝クラスに出走していた4歳以上の馬はすべて馬券圏外。3勝クラスと比べると一気にメンバーレベルが上がることに加え、3歳馬のように斤量面の恩恵もないことから苦戦しているのでしょう。

 該当馬に挙げたワールズエンドの前走は3勝クラスで年齢は4歳。前走はハナを切って後続を一方的に突き放す強い内容で勝利していますが、楽なペースで逃げられたことが最大の勝因。今回は同型がいますし簡単にはハナを切らせてもらえないはずです。また、前走の3勝クラスとは道中のペースも違ってきますので、そのあたりに戸惑って力を出し切れない可能性も十分に考えられます。

 重賞メンバーを相手に揉まれる競馬で結果を出せるかも未知数であることを考えると、人気ほどの信頼は置きづらいですし、思い切って軽視することも視野に入れて馬券を組み立てるのも策としては有効ではないでしょうか。

 はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。

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