西村淳也騎手騎乗のサイン(左)が逃げ切り勝ち。右は2着のヴィエントデコラ(カメラ・高橋 由二)
10月12日の京都2R・2歳未勝利(ダート1800メートル=7頭立て)は
サイン(牡2歳、栗東・佐藤悠太厩舎、父
キセキ)が逃げ切り、3戦目で初勝利を挙げた。新種牡馬の
キセキ産駒はJRA27戦目で初勝利となった。勝ち時計は1分53秒8(良)。
今回が初のダート戦だったが、好スタートからハナに立った。直線では終始2番手にいた2着馬に迫られたが、しぶとさを見せ、そのまま先頭でゴール板を駆け抜けた。
父の
キセキは2017年の菊花賞馬で、古馬になってからは果敢な先行策でファンも多かった。
サインの馬主は
キセキも所有していた石川達絵氏。佐藤悠調教師は「
キセキ産駒、うれしいですね。オーナーの思い入れのある馬なので、勝てて良かったです」と笑顔があふれた。