アイルランドトロフィーを制したラヴァンダ(右)=撮影・園田高夫
「アイルランドT・G2」(12日、東京)
17年に「アイルランドトロフィー府中牝馬S」に改称され、今年から「アイルランドトロフィー」に
リニューアル。記念すべき初代女王のタイトルを手にしたのは4番人気の
ラヴァンダだ。中団追走から直線力強い末脚を繰り出し、8度目の重賞挑戦で待望の初タイトルを手にした。勝ち時計は1分45秒7(良)。
9日の東京盃を
ヤマニンチェルキで制した栗東・中村厩舎&岩田望のタッグが、勢いそのままにJRA重賞を制覇。Vへと導いた鞍上は「道中からすごく雰囲気よく進められ、あとは伸びてくれるだけでした。プラン通りの競馬。改めてレースセンスのいい馬だと感じました。この馬の走りができたら、G1でも通用すると思います」と内容を評価し、大舞台を見据える。2着に6番人気の
アンゴラブラック、3着には5番人気の
カナテープが入線。1番人気の
ボンドガールは、直線伸びあぐねて9着に敗れた。