22&23年NAR年度代表馬で、13日の南部杯(Jpn1、盛岡ダート1600メートル)で10着だった
イグナイター(牡7=兵庫・新子雅、父
エスポワールシチー)の引退、種牡馬入りが決まった。14日、野田善己オーナーがXで発表した。
野田氏は「
イグナイター号を応援してくださった皆様へ御報告」と書き出し「
イグナイターは昨日の南部杯を最後に現役を引退することを決めました。いま残っている力を昨日のレースで出しきってくれたと思います。彼らしい小細工のない勝ちにいく競馬をしての見事な敗戦で
イグナイターも僕も完全燃焼出来ました。負けましたがこれまでと違い清々しい気持ちです。来年からは種牡馬としての戦いに舞台を移します。繋養先については既に決まってますのでまた御報告させていただきます。引退式のほうも園田競馬場にて後日開いていただけます。日程決まれば御報告しますので競馬場での最後の姿、観に来てやってもらえれば幸いです。もしかするとサプ
ライズ鞍上での御披露目もあるかもです笑」と投稿。「デビューから今まで本当にたくさんの応援をありがとうございました。
イグナイターと一緒に夢を追いかけてくださった、全ての皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました」と思いをつづった。
年内で引退、種牡馬入りは南部杯の前に発表され、南部杯後にもう1走するか、未定となっていた。
20年秋にデビューし、通算33戦13勝、23年JBCスプリントでJpn1制覇。昨年ドバイ(
ゴールデンシャヒーン5着)、今年はサウジアラビア(リヤドダートス
プリント11着)に遠征した。