Wコースで追い切ったマピュース(カメラ・荒牧 徹)
◆第30回秋華賞・G1(10月19日、京都・芝2000メートル)追い切り=15日、美浦トレセン
マピュース(牝3歳、美浦・和田勇介厩舎、父
マインドユアビスケッツ)はWコースを単走馬なりで6ハロン83秒6―11秒4。いきたがるそぶりもなく、リズムよく最終調整を終えた。
小島良太助手は「馬はだいたい出来ているので、時計うんぬんよりリズム重視でやりました。馬場が重かったけど、馬もぶれることなくしっかり走れていましたし、道中も無駄に力まずリズム良く走れていました」と好感触だった。
前走の中京記念・G3では古馬を撃破しての重賞初勝利。「NHKマイルCが終わった段階で秋は秋華賞と決めていました。賞金を確実に稼ぐために得意の1600メートルで中京記念に使いました。牝馬の方が夏の暑さにも強いですし、斤量も軽いので、なんとかなるんじゃないかと思っていました」と同助手は説明。異例のローテーションでG1初制覇に挑む。