◆フォーオール(17日・堀尾)

　栗東・昆厩舎ゆかりの血統馬フォーオール(牡2歳、父カリフォルニアクローム)が、日曜東京4R・2歳新馬(ダート1600m)でデビューする。母アンジュデジールは18年にJpnI・JBCレディスクラシックを制するなど交流重賞を4勝。仕上がりが進んでからレースを決める厩舎で、最終的には今週の追い切りを見て指揮官がゴーサインを出してきた。「入厩当初は物足りない感じだったけれど、先週くらいからだいぶピリッとしてきた。今週はさらに良くなってきたから使うことにしたよ」と師は説明する。抽選も突破し、母の主戦を務めた横山典を背に躍動したい。

◆アルデバローズ(17日・文元)

　土曜東京4R・2歳新馬(芝1400m)でデビューするアルデバローズ(牝2歳、美浦・矢野、父ダノンスマッシュ、母キリエ)に師は期待を込める。祖母チャペルコンサートは02年オークス2着馬。「いかにも芝が合いそうなタイプで、ゲートも速い。仕上がりもいい。少し前向き過ぎるところがあるので、うまく折り合って運べれば」とうなずいた。

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