高杉吏麒騎手騎乗のスウィートハピネス(左)がゴール前でタイムレスキスを差し切る(カメラ・高橋 由二)
10月18日の京都5R・2歳新馬(芝1600メートル=13頭立て)は、5番人気の
スウィートハピネス(牝、栗東・北出成人厩舎、父
リアルインパクト)が勝利した。勝ち時計は1分34秒8(良)。
道中は4、5番手。左に張る面を見せ、ムチを入れられながら追走した。それでも勢い良く直線に向き、シャープな伸び脚を披露。ゴール前で、抜け出していた
タイムレスキス(吉村誠之助騎手)をとらえ、首差でゴールした。
高杉吏麒騎手は「調教の段階では頼りないところがありましたが、これだけしっかり走ってくれたので、これからまだまだ良くなると思います」と評価。北出調教師は「ハミ受けが難しいところがある。道中も外に張りっぱなしで、若いところを見せていたし、その辺が今後の課題になる。修正していきたい」と先を見据えた。次走は未定。