ブラジルカップを制したアピーリングルック(右)(カメラ・荒牧 徹)
10月19日の東京11R、ブラジルC(3歳上オープン・リステッド、ダート2100メートル=12頭立て)は、9番人気の
アピーリングルック(牝4歳、美浦・辻哲英厩舎、父パイロ)が、初距離を克服して勝利を飾った。勝ち時計は2分10秒2(良)。
道中は先行集団から離れた6番手でじっくりと脚をためる。直線は外めから早めに抜け出すと首差で
クールミラボーを振り切った。大野拓弥騎手は「初めての距離でなだめながらの競馬。その中で勝ち切れたので適性を感じた。ハンデは軽かったけど、乗っている感触としては強い競馬。この距離の競馬を覚えれば、さらにパフォーマンスは出せると思う」とダート長丁場での活躍を期待した。