「ウマ娘 プリティーダービー 6th EVENT The New Frontier 秋公演」が行われた先週末土曜、取材のためさいたま新都心駅の改札を抜けると、そこかしこにグッズを身に着けた人たち。会場だけではなく、新都心の街が『ウマ娘』で染まり、熱気に包まれていた。
そんな空気に巻き込まれ、仕事を忘れて気分が高まってきた。さっそく、会場の目の前にあるけやき広場に向かうと、「LIVE DAM WAO! 完唱ダービー」と題するカラオケ大会が開催中。集ったトレーナー(=ファン)は、拳や
ペンライトを突き上げ、大きなコールで盛り上がり、開演が待ちきれないといった感じ。付近にはフォトスポットや協賛ブース、ガチャコーナーが設置され、黒山のひとだかりは絶えることなく、ただただ圧倒されるばかり。
ブースのひとつ、アニメイトカフェ出張所では『ウマ娘』のコラボメニューを販売。筆者も『キミと拓く、新しい景色』と銘打ったドリンクと「蹄鉄風
チュロス」を試食させていただいた。飲み物は杏仁ドリンクをベースに、
パステルピンクゼリー、ブルーシロップ、レモンピールで仕上げ、見た目にも鮮やかでさわやか。クセがなく、すっきりとしたのど越し。
チュロスは固そうな見た目だったが、口にしてみるとやわらかくて程よい甘さで、取材の疲れが癒される。
今回のイ
ベントはさいたま
スーパーアリーナだけでなく、駅を挟んで反対側の商業施設・コクーンシティでも催しが行われていた。開演の2時間ほど前に様子を見に行くと、オリジナルクリアカードホルダーが貰えるスタンプラリーには長蛇の列。ほかにも、対象店舗で一定金額を購入するとオリジナルクリアカードがゲットできるキャンペーン、ゲーム内に登場する育成シナリオをモチーフにした体験型イ
ベントも実施され、盛り上がりを見せていた。
訪れていたファンに話を聞くと、兵庫県から駆け付けた20代男性は「カラオケイ
ベントに合わせて
ペンライトを振ったりして楽しんでいました。ウマ娘のライブは初めてなので、いまからワクワクしています」と笑顔。千葉県から来たアグネスタキオン推しの20代女性は「春公演にはアグネスタキオン役の上坂すみれさんが出走していなかったので、見られるのが楽しみです」と目を輝かせた。開演前からトレーナーたちは思い思いに雰囲気を味わっていた。