紅葉S2025に出走予定のアスクセクシーモア(今年8月撮影、ユーザー提供:misaさん)
セレクトセールで超高額取引となった
アスクセクシーモア(牡3、栗東・福永祐一厩舎)が、土曜東京10Rの紅葉ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1600m)でオープン入りを狙う。
アスクセクシーモアは父
キタサンブラック、母アイムオールレディセクシー、母の父Ready's Imageの血統。母は米G3を3勝。23年のセレクトセール1歳では4番目の高値となる2億9000万円(税抜)で取引された。
ここまで6戦3勝。24年11月の新馬は最下位の14着だったが、心房細動で参考外。放牧を挟み、今年1月の未勝利で初勝利を手にした。その後、格上挑戦したチャーチルダウンズCは0秒5差の6着に終わったが、続く1勝クラスを快勝。芦ノ湖特別の0秒3差3着を挟み、前走の赤倉特別で3勝目を挙げている。心身ともに幼い面があり、とんとん拍子の出世とはいっていないものの、相当な将来性を秘めていることは間違いない。
今回は昇級戦となるが、おそらくは上位人気に推されるだろう。
ウォーターガーベラや
チェルビアット、
ヒシアマンといった同世代の良血を下し、一気のオープン入りとなることを期待したい。