サリエンテの半兄のサリオス(19年12月撮影、ユーザー提供:GUSOKUさん)
19年の朝日杯FS覇者の
サリオスの半妹となる
サリエンテ(牝2、栗東・池添学厩舎)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを狙う。
サリエンテは父
キズナ、母サロミナ、母の父Lomitasの血統。母は12年の独オークスの覇者。半兄の
サリオスは19年の朝日杯FSなど重賞を4勝。半姉の
サラキアは20年の府中牝馬Sを制し、エリザベス女王杯と有馬記念で2着だった。母系はドイツの名牝系で、近親には21年のNHKマイルCを制した
シュネルマイスターの名前もある。馬名の意味由来は「傑出した(西)。母名より連想」。シルクホースクラブにおいて総額8000万円で募集された。
ここまで坂路とCWを併用し、順調に攻めをこなしてきた。大型馬ゆえの緩さはあるようだが、時計は合格点。そして鞍上が頼れるC.デムーロ騎手だ。きょうだいで5頭目の新馬勝ちを果たし、先々の大舞台に弾みをつけてほしい。