11月3日(祝・月)に船橋競馬場、門別競馬場で行われるJBC2025。全4レース実施されるが、それぞれに出走予定の馬たちが今朝30日、レースに向けた最終追い切りを行っている。
JBC2歳優駿(門別ダート1800m)に出走予定の
ジュウリョクピエロ(栗東・寺島良厩舎)は、同厩舎でJBCクラシック(船橋ダート1800m)に出走予定の
キングズソードとCWで併せ馬。今村聖奈騎手が跨っていたが、5馬身ほど追走して、最後の直線に向くと内から楽々と並びかけて先着した。
時計は6F83.6〜5F68.7〜4F53.6〜3F38.0〜2F23.5〜1F11.5秒。初めての門別や遠征など、課題は山積するが、追い切りの動きはとにかくポテンシャルの高さを感じさせてくれる。状態に関しても前走時よりも確実に良くなっている印象を受けるだけに、レースでの走りが楽しみ。
JBCレディスクラシックに出走予定の
オーサムリザルト(栗東・池江泰寿厩舎)は坂路で単走。楽な手応えで駆け上がってきて、時計は4F53.9〜3F38.9〜2F24.8〜1F12.0秒。時計的な負荷は先週しっかりとかけているので、最終追いはこれで十分といった感じ。
オーサムリザルトのすぐ後ろを走っていたのが、同厩舎でJBCスプリントに出走予定の
ママコチャ。こちらも時計は4F54.8〜3F39.1〜2F24.9〜1F12.1秒と目立たない数字だったが、動きは軽快だった。
(取材・文:井内利彰)