11月3日のJBCレディスクラシック・Jpn1で連覇を達成した
アンモシエラ(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎、父
ブリックスアンドモルタル)は一夜明けた4日、午前1時ごろに栗東トレセンへ帰厩した。元気な様子を確認した井下田助手は「歩様は大丈夫だし、帰ってきてからもカイバはしっかり食べてました」と砂の女王を見つめた。
     苦労を振り払う逃げ切りVだった。「よく頑張ってくれました。比較的落ち着いて競馬ができましたし、ジョッキーも腹をくくって上手に乗ってくれました」と笑顔があふれた。
     3歳時の実績からも牡馬とも互角に張り合う地力がある同馬。しかし、昨年の同レース制覇後は斤量、ナイター競馬で
テンションが上がるなど、本来の能力が影を潜めていた。それだけに大きな一勝となった。「いろいろと条件が好転しましたね」と同助手。今週中に放牧へ出る予定となっている。