レーンとの初コンビでメルボルンCに出走したシュヴァリエローズ(撮影・平松 さとし)
 
 オーストラリアG1「第165回メルボルンC」が4日、同国南東部メルボルン近郊のフレ
ミントン競馬場(芝3200メートル、重馬場)で24頭で争われ、日本馬
シュヴァリエローズ(牡7=清水久)がレーンとの初コンビで出走。スタートで後手に回り、道中じっくり構えたが、しまいの伸びを欠いて23着に敗れた。
 レーンは「残念な結果でした。ゲートで跳びはねてしまい、いい位置を取ることができませんでした。レースの前半はいい走りでしたが最後は伸びず、彼のいい時の走りではなかったです」と振り返り「
シュヴァリエローズを応援してくださって、ありがとうございました」とファンに感謝した。
 清水久師は「想像以上に位置取りが後ろになりました。仕方ない結果ですね。
オーストラリアに入ってから心配事もなく今日を迎えられました。残念な結果になりましたが、またチャレンジしたい気持ちが出てきたので頑張ります」とかつて自身が管理し、レーンとのコンビで19年コーフィールドCを制した
メールドグラース以来の
オーストラリアG1制覇はならなかったが前を向いた。
 女性騎手ジェイミー・メルハム(29)が騎乗したハーフユアーズ(セン5=T&C・マカヴォイ)がコーフィールドCから連勝し、23年
ウィズアウトアファイト以来、2年ぶり史上13頭目のカップス・ダブル(両レース連勝)を成し遂げた。