11月15日(土)に京都競馬場の芝1600mで行われる、デイリー杯2歳ステークス。ここに出走を予定している
アドマイヤクワッズ(栗東・友道康夫厩舎)が今朝5日、レースへ向けた1週前追い切りを行っている。
坂井瑠星騎手が跨り、CWで
ジュンライデンとの併せ馬。先行した相手を追いかけて、6F標識で4馬身くらいの差。淡々としたペースで向正面を流していき、3コーナー手前でその差が少し詰まったが、それでも2馬身ちょっと前を追いかける形。
4コーナーから最後の直線に向いたところでじわじわと並びかけていくが、ジョッキーは軽く合図した程度。それにきっちり反応して、ギアを丁寧に上げていく走りはいい意味で2歳らしくない。並びかけたと思ったら、そこからまたギアを上げて加速。抜け出してからも
スピードは緩まず、更に加速して、大きく先着でのゴールとなった。
時計は6F80.8〜5F65.9〜4F51.6〜3F37.2〜2F22.7〜1F11.2秒。追えば追うほど伸びるというのは前走のレース内容からも証明済みだが、一度レースを経験したことで、そこが更にスムーズになって性能が向上している印象もある。
(取材・文:井内利彰)