11月23日(日)に京都芝1600mで行われる、マイル
チャンピオンシップ。ここに出走を予定している
マジックサンズ(栗東・須貝尚介厩舎)が今朝6日、レースへ向けた2週前追い切りを行っている。
酒井学騎手が跨り、CWで古馬3勝クラスの
ガイアメンテに先行。ゆったりと走っているように見えるが、実際には1F15秒を切るラップを刻んでおり、向正面のペースは速い。3コーナーで少しラップを落として息を入れるような感じになり、ここで全体時計が速くなりすぎないように整えた。
最後の直線に向いて、相手が内から迫ろうとするが、こちらも脚色には余裕があって、追い抜かれそうな気配は全くない。ラスト2Fも11.2秒、11.3秒と素晴らしい速さのラップを踏んでフィニッシュ。併せ馬は同入だった。
時計は6F80.1〜5F65.7〜4F51.3〜3F36.5〜2F22.5〜1F11.3秒。このくらいの時計は楽にマークすることができるので、驚くようなところはないが、順調に強い負荷をかけることができているという意味では前走だけで見限ってしまうのはどうかと思う。
(取材・文:井内利彰)