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【京王杯2歳S】開業2年目の矢嶋調教師が思い入れの深い子で重賞初制覇へ 

2025年11月06日 14:19

矢嶋大樹調教師

◆第61回京王杯2歳S・G2(11月8日、東京競馬場・芝1400メートル)

 自然体で臨めるのが自信の表れだ。開業2年目の矢嶋大樹調教師は、京王杯2歳Sに送り込むレッドスティンガーで人馬ともに重賞初制覇を狙っている。重賞挑戦は24年の函館スプリントS(カイザーメランジェ)、25年のフラワーC(エナジーショット)に続く3度目で、「もともと期待していた一頭。本当に頑張りたいです」と闘志を燃やす。

 思い入れはひとしおだ。同馬の母マレーナは、自身が手塚貴久厩舎の助手時代に携わっていた馬で、自ら手綱を執って調教をつけた経験がある。「マレーナの子で挑めるのはうれしいですよね。ムチムチしていてかわいい子でした。スピードがあるところは伝わっていますよね。その頃からいい子を産んでくれそうと思っていました」と笑顔で思い出話に花が咲くほど。お手本として仰ぐ手塚貴久調教師は、先週の天皇賞・秋をマスカレードボールで制しており、G1制覇を果たした師匠の勢いにもあやかりたいところだ。

 1勝クラスだった前走は、先行策を取った過去2戦と違い、後方から鋭く差し込んで2着に好走して新たな一面を見せた。指揮官は「器用さがこの馬の売りですので、競馬の幅が広がったのはよかった」と評価して、今回と同じ舞台で収穫をつかめているのは大きい。

 5日の美浦・Wコースでの最終追い切りは、5ハロン67秒7―11秒6の馬なりで僚馬2頭と併入に持ち込み、余裕十分の動きが光った。「1度使われて反応が良くなって、集中力が増しています」と矢嶋師。冷静に落ち着いた口調で語る姿からは、十分な手応えが感じられた。(坂本 達洋)

 ◆矢嶋 大樹(やじま・だいき)1979年8月2日、群馬県生まれ。46歳。慶大卒。06年7月にJRA競馬学校厩務員過程に入学して、07年1月に美浦・浅野洋一郎厩舎で厩務員に。12年4月から美浦・手塚貴久厩舎の助手となり、23年度のJRA新規調教師免許試験に合格。24年3月に開業して、同年4月7日の中山4R(レッドセニョール)でJRA初勝利。JRA通算成績は373戦14勝。

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