高倉稜騎手騎乗のペプチドヤマト(左)がゴール前抜け出す。 中は2着のメイショウホウレン、右の2頭は3着同着のスターターン(黒帽)とキタノズエッジ(カメラ・高橋 由二)
11月8日の京都11R・室町S(ダート1200メートル、ハンデ=16頭立て)は単勝16番人気の
ペプチドヤマト(牡6歳、栗東・武英智厩舎、父
ドレフォン)がゴール前で差し切って勝利を挙げた。勝ち時計は1分10秒3(良)。
6番枠から道中は中団で終始インを追走した。7、8番手で迎えた4コーナーは内ラチをぴったりに回り切った。直線はしっかりとためた脚を解放し、大きなス
トライドでグッと加速。グングンと進出すると、逃げ残る勢いだった
メイショウホウレンを半馬身差で捉え切った。
高倉は「どのレースを見てもひと脚使える馬。枠順を見て直線だけ脚を使える並びで、気分良く馬が走ってくれて思っている以上に脚がたまりました。内か外かを間違えなければ、伸びてくれるなと。一生懸命走ってくれました」とイメージ通りの競馬で勝ち切った。