ロイヤルアスコット開催のクイーンアンSは追い比べの末、ドックランズ(左)がロザリオンに競り勝つ(C)Megan Coggin
マイルCS(23日、京都芝1600メートル)に出走予定の英国馬
ドックランズ(牡5=H・ユースタス、父マッサート)が13日、JRA競馬学校(千葉県白井市)で発走調教試験を受け、合格した。
試験前にダートコースで体を動かし、ダクで800メートル、1F25秒程度のキャンターで1000メートルの調教を消化。
ローラ・パイク助手は「疲れもなく体調は良好です。カイバもいつも通り食べています。調教についてはゲート試験を控えていたので昨日よりも少し速い時計で行いました」と報告。ゲート試験については「本国のBHA(英国競馬統括機構)では試験はないけど今日はスムーズにクリアできて安心しています」と安堵(あんど)していた。輸入検疫後、15日に京都競馬場への移動を予定している。
6月17日、英国王室が主催する
ロイヤルアスコット開催の
クイーンアンS(
アスコット芝直線1600メートル)でG1初制覇。その後もサセックスS5着からジャックルマロワ賞4着、10月18日の前走クイーンエリザベスS4着とマイルG1で堅実に走り続けている。