◆第42回マイルCS・G1(11月23日、京都競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り=11月13日、美浦トレセン
重賞5勝の
トウシンマカオ(牡6歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父
ビッグアーサー)は、初コンビの団野大成騎手が美浦に駆けつけ、Wコースで併せ馬を行った。
序盤は
サルサロッサ(6歳障害オープン)を大きく追走。道中で行きたがるそぶりも見せたが、直線は内に進路をとると馬なりのまま加速し2馬身先着した。タイムも6ハロン81秒9―11秒6と上々で、状態に不安はない。鞍上も「すごくいい馬と聞いていましたが、背中の雰囲気、動きと良かったですね」と手応えを口にした。
3歳時からス
プリント戦線のトップホースとして活躍しているが、マイルを走るのは22年のNHKマイルC(8着)以来、3年半ぶり。「行きっぷりは良かったけど、コントロールは利く範囲でした。距離がどうかですが、かみ合えば一発があってもいいですよ」と言葉に力を込めた。