三尾厩務員と馬房に向かうライラック(カメラ・山下 優)
◆第50回エリザベス女王杯・G1(11月16日、京都競馬場・芝2200メートル)=11月15日、京都競馬場
ライラック(牝6歳、美浦・相沢郁厩舎、父
オルフェーヴル)は、12時30分に京都競馬場に到着した。すぐに草を食べ始め、元気いっぱいだ。三尾厩務員は「昨年に比べると、今年の状態は納得いく出来ですね。輸送中も珍しく食べていたし、このまま明日まで食べてくれれば」と笑みを浮かべた。
3歳時から、4年連続でのエリザベス女王杯挑戦。「馬の状態は、一段上がっている。ここ2戦は走ったあともガタっとこないし、
バランスも崩れずに来ている。4回目だけど、自分の中では一番いいです」と同厩務員。前走のアイルランドトロフィーも0秒1差の4着。差しが向く展開なら侮れない。