半馬身遅れも順調に調整が進んでいるダノンデサイル(手前)=撮影・中田匡峻
「
ジャパンC・G1」(30日、東京)
昨年のダービー馬
ダノンデサイルは20日、戸崎圭が騎乗し栗東CWで3頭併せ。内
ダノンブギ(3歳1勝クラス)、中
ミッキーゴージャス(5歳オープン)の外を回り直線を向くと力強く四肢を伸ばし、6F78秒2-35秒4-11秒8をマークした。
ダノンブギには1馬身先着も、
ミッキーゴージャスには半馬身遅れ。それでも「相手も動いているのでね。負荷をかけてという指示で順調ですよ」と鞍上はさらり。「全体的に少し体に余裕がありますが、これだけの馬ですし、負荷をかけてまた変わってくると思う」と底力に信頼を寄せた。
前走の英インターナショナルSは5着に敗れたが、「当日の
テンションが全然違った。返し馬から高くて、この馬の特徴的なところが悪い方に出た」と力負けではないことを強調する。今回は世界ランキング1位の
カランダガンも参戦。「ドバイでは負かしていますからね。自信を持って臨みたい」と日本馬の大将格としての矜持を示した。