「新馬戦」(23日、東京)
雄大な馬体にスケールの大きさを感じさせる。日曜東京5R(芝2000メートル)で初陣を迎える
ノーブルサヴェージ(牡2歳、父
リオンディーズ、美浦・森一)は、15年東スポ杯2歳Sで牝馬ながら3番人気(7着)に推された
アグレアーブルを母に持つ。
1週前の美浦Wで6F83秒7-35秒9-11秒6をマークし、
サフランヒーロー(4歳オープン)に半馬身先着を決めた。森一師は「見た目は地味に見えるけど時計も出ているし、跳びが大きくてしっかり動けていました」とうなずく。
19日には美浦坂路で4F54秒3-39秒5-12秒6。推定550キロの巨漢を揺らしながらパワフルな脚取りで駆け上った。「大型馬なのでトップ
スピードに上がるまで時間がかかる。広いコースは合っています」。フランスの若手プーシャンを背に、府中の長い直線を躍動する。