9日、旭川競馬場で行われた第41回瑞穂賞(3歳上、ダート2100m、1着賞金200万円)は、五十嵐冬樹騎手騎乗の6番人気(単勝28.1倍){horse=2003106669:コンテ}(牡5、北海道・角川秀樹厩舎)が、スタートから先手を取ると、直線に向いてもリードを保ち、3番人気トウショウヘリオスに3馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分17秒8(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気ギルガメッシュが入った。1番人気ボクは好位追走から伸びず4着に敗れている。

　勝ったコンテは、父キンググローリアス、母イブキグリンバレー(その父ドクターデヴィアス)という血統。叔父に02年中山大障害(JGI)を勝ったギルデッドエージがいる。05年5月に札幌でデビュー。3歳時は王冠賞(旭川)2着、北海優駿(旭川)3着など重賞戦線で好走を見せていたが、近走は目立った活躍はなく、今回が50戦目での重賞初制覇となった。通算成績50戦8勝(うちJRA2戦0勝、重賞1勝)。