霜月Sを勝ったウェイワードアクト(右)(カメラ・橋口 真)
11月23日の東京11R・霜月S(3歳上オープン、ダート1400メートル=16頭立て)は、デビューから10戦続けて馬券圏内を外していなかった外国産馬
ウェイワードアクト(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父
マクレーンズ
ミュージック)が1番人気に応えて快勝。5月のアハルテケSに続くオープン2連勝を飾った。勝ち時計は1分23秒3(良)。
骨折による約6か月の休養明け、1ハロンの距離短縮も問題にしなかった。二の脚をつけて好位追走。直線では進路確保に時間を要したが、前が開くと素早く抜け出し、逃げた
ワイワイレジェンドに1馬身半差をつけた。過去3戦すべて2着だった1400メートルでの初勝利に導いた戸崎圭太騎手は「もともと、上手に競馬ができるタイプ。砂をかぶっても、もまれても大丈夫でした。直線は進路を見つけるだけだと思っていましたし、強い内容でした」と称賛した。