人気薄が馬券に絡んだマイルチャンピオンシップ・G1(11月23日、京都競馬場・芝1600メートル)の結果に驚きが広がっている。勝ったのは断然の1番人気に支持された
ジャンタルマンタルだったが、ネットを驚かせたのは15番人気で3着に食い込んだ
ウォーターリヒト(牡4歳、栗東・石橋守厩舎、父
ドレフォン)。X(旧ツイッター)でトレンド首位に浮上するなど注目を集めている。
15番人気と低評価だった
ウォーターリヒトは初めて高杉吏麒騎手が騎乗。いつもより前めの中団で運んだ。直線に向いてからは少し置かれ気味になったが、手前を替えてから一気に加速。最後は2着の
ガイアフォースに鼻差まで迫る3着に食い込み、4、5頭が横一線の大混戦だった3着争いを制した。
同馬は3歳時に皐月賞(16着)、NHKマイルC(8着)とG1戦線を歩んだが、今年の東京新聞杯で重賞初制覇。春の安田記念では5番人気に推されながら9着に敗れていた。その後も中京記念7着、富士S9着と掲示板にも載らなかったが、初めてコンビを組むジョッキーと大舞台で見事変身して見せた。レース後に高杉吏麒騎手は「流れも向いて、よく頑張ってくれました。これから馬も良くなっていくと思います」とコメントしている。
SNSでは3着に食い込んだ
ウォーターリヒトに対して「うそだろ」「流石に読めなかったよ」「抜群の騎乗だったのは間違いなく高杉騎手」「高杉くん恐るべしです」「100回やっても買えないと思います」「なんで来たのかマジでわからん」「買えんなぁ流石に」「人気ないときにいつも来てくれるから大好き」「よく3着に突っ込んできたなw」「総流ししないと無理ですね」「拾えませんね」「当てるやつは神に愛されてる」「そんなアホな、、」などのコメントが寄せられている。