ドリームエイジカップを制したタカラキングダム(ばんえい十勝提供)
ばんえい競馬の重賞「第16回ドリームエイジカップ」(BG3)は23日、帯広競馬の11Rで行われた。2番人気
タカラキングダム(牡5=村上慎)が重賞8勝目、前走の北見記念に続く重賞連勝となった。ゴール前は先頭の
サクラヒメと追うキングフェスタの一騎打ちに見えたが、両馬ともに座り込んでしまい、3番手につけていた
タカラキングダムがかわして1着でゴールした。
鞍上の赤塚健仁騎手(34)は「非常にうれしいです。まずは第1障害をうまく上げることを考えていましたが、うまくスタートすることができ、第1障害でちょっと緩みかけましたが、うまくいきました。第2障害まで止めずに行ったので、障害の天板で止まってしまい、少しきつかったと思います。障害を下りてからは前に2頭いたのですが、苦しい中最後まで頑張ってくれました」と振り返った。
一方、管理する村上慎一師(54)は「前回の北見記念から今回までの間、カイ食いも良く万全の状態で来ていたので勝つことができてうれしいです。しっかりと追走することができればどうにかなると思っていましたが、ゴールに入るまでどうなるかわからなかったです。第1障害を下りるまではドキドキがありましたが、第一の関門である障害を無事に突破することができて良かったです。第2障害下りてからも本当に最後まで頑張って歩いてくれました」と語った。