21年ダービー馬
シャフリヤール(牡7歳)が、来年も種牡馬を続けることになった。今春に種牡馬入りしたものの受胎率の低さから引退の見通しとなっていたが、状況が一変。関係者がオフシーズンに試験的な種付けを行いながら精密検査を重ねた結果、他の種牡馬と遜色ない受胎率を確認。来年、種牡馬として正式復帰することになった。
社台スタリオン
ステーションの代表取締役を務める吉田勝己氏は「春は受胎率が良くなくて乗馬にしようという話もあったのです。でも半年くらい間をあけて10頭ほど付けたところ、ほぼ全部が受胎した。こういう例はなかなかない」と説明。現役時代に同馬を管理していた藤原師は「社台スタリオンのスタッフならびに、関わってくださった獣医師さんたちの諦めない努力のおかげだと思います。感服しています。
シャフリヤールの生命力は偉大ですね。改めて第2章が始まる気がします」と喜んでいた。