◆第45回ジャパンカップ・G1(11月30日、東京競馬場・芝2400メートル)=11月25日、美浦トレセン
23年のエリザベス女王杯を制した
ブレイディヴェーグ(牝5歳、美浦・宮田敬介厩舎、父
ロードカナロア)が初めての2400メートルに挑む。
前走の天皇賞・秋は直線で前が開かずに10着。宮田調教師は「前走は胸を張れる状態だったので結果だけが残念でしたが、前が詰まってしまうのも競馬。あれだけ脚を余しても0秒5差なので、全く悲観していないです」と悔しさをにじませながらも前を向く。
20日の追い切りでは新たにコンビを組むトム・マーカンド騎手が初コンタクト。「前走と比べると気負いや力みが取れないところがあるので、
バランス、コントロールを整えていきたい。気負うところを感じてもらいたくて、ジョッキーに確認してもらいました」と指揮官。さらに今回は競馬で初めてとなるメンコを着用予定。「スタンド前発走ですし、ジョッキーもつけた方がいいのではないかと言ってくれたので」。様々な策を練って復活の糸口を探る。