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兵庫の66歳大ベテラン川原正一騎手がJRA史上最年長騎乗へ 30日の京都・白菊賞でベラジオレジーナとコンビ

2025年11月26日 17:13

川原正一騎手

 11月30日に京都競馬場で行われる白菊賞(牝馬限定、2歳1勝クラス、芝1600メートル)に、現役最年長で兵庫競馬所属の川原正一騎手(66)=園田・フリー=がベラジオレジーナ(牝2歳、西脇・松浦聡志厩舎、父フィレンツェファイア)とのコンビで16年2月20日以来、約9年ぶりにJRAに参戦。騎乗すれば、同じ地方競馬所属だった的場文男元騎手の62歳1か月29日を抜いてJRA史上最年長記録となる。地方競馬では64歳6か月28日で史上最年長での重賞制覇を果たしており、ベテランにまたひとつ勲章が加わる。

 いつもと変わらない気持ちで騎乗すると言いながらも「(史上最年長騎乗の)記録更新になるのはうれしいね」と顔をほころばせた。今年9月24日には地方通算5900勝を達成。同日にはゴールデンジョッキーズシリーズが開催されており、JRAから参戦していた戸崎圭太騎手のひと声で同シリーズに出場していた横山典弘騎手ら豪華な顔ぶれが記念撮影に加わり、快挙を祝った。今週の園田競馬でも25日のメインレースを勝ち今年50勝に到達。「人気馬に乗る時は(特に)気持ちが入る」と、円熟した手綱さばきと闘争心は衰えを知らない。

 地方競馬との交流が本格化した90年代後半からは、栗東の瀬戸口勉元調教師などの依頼を受け毎週のようにJRAで騎乗。04年大阪杯(当時G2)ではマグナーテン(父ダンジグ)に騎乗して、同師が管理していた2冠馬ネオユニヴァース(父サンデーサイレンス)と接戦を演じ惜しくも頭差2着に終わるなど重賞には手が届かなかったが、1997年のワールドスーパージョッキーズシリーズVを筆頭にここ一番で存在感を示してきた。

 それだけに「9年ぶりになるのか…。当時の関係者は定年を迎えほとんどいないけど、60歳から70歳のファンには覚えてもらっているはず」と、記録達成を自らの手で祝うべく静かに闘志を燃やしている。

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