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ジャパンC・G1」(30日、東京)
ジャスティンパレスは26日、栗東CWで泉谷(レースはC・デムーロ)を背に半マイルの単走追い。馬なりで4F52秒0-37秒3-11秒5をマークした。1週前に6Fから、当週は半マイルから時計を出すという調整過程は天皇賞・秋と同じ。機敏な動きで好調キープを誇示し、昨年5着のリベンジを狙う。
◆杉山晴紀調教師
-前走を振り返って。
「今までで一番いいスタートを切れたけど、この馬にとってはペースも落ち着いて、直線も詰まって、もったいないなっていう競馬だった。ただ、それでも3着。まだまだやれますね」
-1週前追いはC・デムーロが騎乗。
「調教だと少し掛かるけど、先週は道中も折り合っていた。無理に追っていないけど全体を通していい動きだった」
-最終追い切りもCWで。
「半マイルだけですが、
リラックスしてノビノビと馬なりで。
バランスもしっかりと起きて、いい走りをしていた」
-使った効果は。
「前走は放牧帰りだったけどいい状態で帰ってきて、かなり状態が良かった。“そこからさらに”というよりも“どれだけキープできるか”だと思っていたので、前走同様にいい状態です」
-描くレースは。
「前走のようにいいスタートを切って、ある程度いいポジションで脚をためるのが理想」
-ブリンカーもスタートに結びついているのか。
「苦しいところがないから、ゲートの中でジッとすることができる。いい状態であればいいスタートを切ってくれると思う」
-適距離は。
「G1勝ちが春の天皇賞なので長距離馬のイメージはあるけど、秋の天皇賞でもしっかり走れているので二千以上あれば大丈夫」
-最後に抱負を。
「宝塚記念、天皇賞・秋と、やっと馬券圏内に来る競馬ができました。何とか引退前にG1をもう一つ勝てるように頑張ります」