迫力満点の動きで反撃態勢を整えたルガル(撮影・西田忠信)
「京阪杯・G3」(30日、京都)
G1馬の威信にかけて負けられない。スプリンターズS12着からの反撃を期す
ルガルは26日、西村淳を背に栗東坂路を単走。迫力満点のフットワークで力強く駆け上がり、4F52秒8-37秒6-11秒6を計時。杉山晴師は「寒くなって元気いっぱいですが我慢も利いていました。しまいはさすがの動きでしたね」と評価した。
昨年のスプリンターズSを勝った後はG1で4連敗。今回は24年1月のシルクロードS(1着)以来となるG3参戦だ。指揮官は「G1を勝ってからのレースは、着順以上にこの馬の競馬ができていません。次に向けての足掛かりになるような競馬をしてくれれば」と参戦の経緯を説明する。
京都芝千二は〈1・2・0・0〉で連対率100%と好相性。「京都は実績があり、すごく合っている条件。結果を求められる立場ですが、とにかくこの馬の走りができれば」と復活に期待した。