Wコースで追い切ったホウオウビスケッツ(右、カメラ・荒牧 徹)
◆第45回
ジャパンC・G1(11月30日、東京・芝2400メートル)=11月27日、美浦トレセン
昨年の天皇賞・秋で3着の
ホウオウビスケッツ(牡5歳、美浦・奥村武厩舎、父
マインドユアビスケッツ)は、22年に
ヴェラアズールが優勝した3枠6番に決まった。
奥村武調教師は「いい枠ですね。調子もいいし、いい状態でレースを迎えられます。スタンド前からの発走はダービーの時に大丈夫だったし、今は大人になっていますからね。リズムを崩さないようにしたいです」と前を向いた。
最終追い切りはWコースで2頭併せ。
ピコシー(3歳2勝クラス)を4馬身追走から、最後の直線では内から楽な手応えでかわし去り、5ハロン68秒3―11秒4。1馬身先着と抜け出す脚の速さが目を引いた。トレーナーは「自分からハミをとってグイグイいっていい雰囲気でした。もう4戦目なので上積みはどうかですが、天皇賞・秋の状態を維持はできています」と力を込めた。