トウカイマシェリ(中)が押し切って重賞初制覇。内から伸びたゴッドバロック(左)が2着。
◆第27回兵庫ジュニアグランプリ・Jpn2(11月27日、園田・ダート1400メートル、稍重)
秋の2歳主要競走シリーズ「未来優駿2025」のJpn2は12頭立て(JRA5、兵庫4、他地区3)で争われ、3番人気で鮫島克駿騎手騎乗の
トウカイマシェリ(牡、栗東・高柳大輔厩舎、父
ドレフォン)が中団から勝負どころでまくって直線で抜け出すと、そのまま押し切った。前走のエーデルワイス賞(2着)に続く交流重賞2戦目、重賞3戦目で初制覇を飾った。JRA勢は2017年
ハヤブサマカオーから9連勝。勝ち時計は、1分29秒8。
2着は5番人気でホッカイドウ所属の
ゴッドバロック(阿部龍騎手)。同じホッカイドウ勢の2016年
ローズジュレップ以来9年ぶりの地方勢の制覇はならなかった。3着は2番人気の
ラッキーキッド(戸崎圭太騎手)だった。
阿部龍騎手(
ゴッドバロック=2着)「初の1周競馬にも対応できたし、距離延長も問題なかった。最後もよく伸びている」
戸崎圭太騎手(
ラッキーキッド=3着)「砂をかぶっても大丈夫だった。キャリア1戦ということを考えても走っている」
大山龍太郎騎手(
エイシンイワハシル=4着)「1コーナーを回ってから不利があって、スムーズさを欠いてしました。3着はあったかもしれないので悔しい」