11月29日の京都6R・2歳新馬(ダート1800メートル)にクリスチャン・デムーロ騎手騎乗でデビューする
バートラガッツ(牡2歳、栗東・池添学厩舎、父
リアルスティール)は、今年の桜花賞と秋華賞を勝った
エンブロイダリーの半弟にあたる。
体重が520キロほどの大型馬ということもあり、ダートでのデビューとなるが素質は高い。19日の栗東・CWコースでは、6ハロン80秒7―11秒6で、
グランデサラス(5歳3勝クラス)を大きく追走して1馬身先着と力強い動きを見せた。
池添調教師は「3週続けて反応も良く、いい動きをしています」と
ジャッジ。父は今年のBCクラシックを勝った
フォーエバーヤングの父でもあり、砂への適性も高そうだ。「少し硬さはありますが、速いところに行くといい
バランスで走れます。その点はさすが良血馬ですね」とトレーナーはうなずいた。姉とは違うステージで、初戦から輝きを放つ。