◆第26回チャンピオンズC・G1(12月7日、中京競馬場・ダート1800メートル)1週前追い切り=11月27日、栗東トレセン
JRA・G1初制覇を目指す
メイショウハリオ(牡8歳、栗東・岡田稲男厩舎、父パイロ)はCWコースで同レースに出走する
テンカジョウ(4歳オープン)と併せ馬。3馬身ほど先行し、6ハロン81秒9―11秒8。もともと攻め駆けしないタイプだが、しぶとく脚を伸ばし併入した。
「使って良くなるタイプだし、ぐっと体が良くなっている。気持ちとともに躍動感が伝わってきたね」と岡田調教師は納得の表情を浮かべた。4か月ぶりだった前走JBCクラシックは、7番人気の低評価を覆し2着に好走。8歳の秋だが衰え知らずだ。
「(前走が)全然ダメだと年なのかなと思うけど、不安を完全に払拭してくれた。前走より状態もいいと思う」と手応えをにじませたトレーナー。武豊騎手と新たにコンビを組む大舞台でベテランが意地を見せる。