姉に牝馬3冠馬を持つ良血馬の敗戦に、ネットでは悲鳴が上がっている。
半姉に
リバティアイランドを持つ
コニーアイランド(牝2歳、栗東・中内田充正厩舎、父
コントレイル)は30日、京都9R・白菊賞(芝1600メートル)に出走し4着だった。西村淳也騎手を背に前走からプラス10キロの馬体重480キロでゲートイン。スタートは五分に出ると、道中は5、6番手を追走した。3コーナーから徐々に外に出し進出。直線は必死で追い上げたが、勝った
マーゴットラヴミーら3頭に先着を許した。勝ちタイムは1分33秒6。
2022年にデビューした
リバティアイランドは、3戦目の阪神JF優勝で2歳女王に輝くと、史上7頭目の牝馬3冠を達成した。その後も国内外で活躍していたが、今年4月27日の香港・クイーンエリザベス2世Cに出走した際に、最後の直線で鞍上の川田将雅騎手が下馬し、競走を中止。レース後に予後不良と診断され、安楽死の処置が施された。
コニーアイランドは、8月2日の2歳新馬(中京競馬場・芝1600メートル)で、姉の主戦だった川田将雅騎手が騎乗し、圧巻のまくりを見せ、新馬勝ちを決めていた。
奮走したが敗れた同馬には、SNS上で「まだ時間はかかるな」「
コントレイル産駒の初重賞制覇はいつになるんだろうな」「京都内周りが絶望的に合わなかった」「どうしても姉
リバティアイランドと比べられる
コニーアイランドはかわいそう」「偉大な姉
リバティアイランドの背中はまだ遠い..」「辛い」など多くのコメントが寄せられた。