史上2頭目の牝馬Vに挑むダブルハートボンド=撮影・中田匡峻
「チャンピオンズC・G1」(7日、中京)
サンビスタ以来、10年ぶりの牝馬Vへ。みやこSをレコード勝ちした
ダブルハートボンドは3日、2週続けて坂井が騎乗し、栗東坂路で追い切り。1週前は4F54秒3と軽めだったが、より負荷をかけて4F52秒0-37秒9-12秒7と、意欲的な調教を行った。
「先週からそうなんですが、しまいの反応があんまりないなというところはありますが、時計的には十分です」と少し物足りなさを感じた様子の坂井。レコード駆けの反動について大久保師は「上積みはない感じはありますが、パフォーマンスが下がっている感じもない。前走くらいで出せると思います」と出来落ちを否定した。
サンビスタ以外に3着までに入った牝馬は一頭もいないが、レース3連覇が懸かる坂井は「このG1に臨むにふさわしい馬だと思う。
チャレンジャーですが、楽しみは持っています」と期待。3戦3勝の桶狭間で牡馬撃破に挑む。