12月6日の中山9R・葉牡丹賞(芝2000メートル)に出走する
オブラプリーマ(牡2歳、美浦・上原佑紀厩舎、父
ヴァンゴッホ)は、7月福島のデビュー戦を圧勝。それも発馬で後手を踏みながらも3馬身半差をつける堂々の勝ちっぷりだった。
2戦目の前走・札幌2歳Sは、スタートを五分に出るも、終始後方からのレース運びとなり7着に終わった。上原佑調教師は「前走は展開が向かなかったですね。(石橋)脩さんも将来を考えて乗ってくれました。無理をしなかったですし、参考外です」と改めての構え。
3か月ぶりとなるが、調整は順調そのものだ。石橋騎手が3週連続で追い切りに騎乗。3日の最終追い切りは、美浦・Wコースで6ハロン84秒1―12秒2と軽快な動きが目立った。トレーナーは「夏より体は成長していますし、変わらずいい動きです。距離はあっていいタイプだと思うし、このメンバーなら戦えると思います」と1ハロン延長を歓迎。自己条件ならチャンスは十分ありそうだ。